カスタマイズ例 |
フォームやレポートに西暦で表示されている日付を和暦で表示したい場合は、該当コントロール(項目)の書式プロパティを変更することにより簡単に行えます。
例えば、Access DE 請求書 EX の請求書の請求日付を和暦で表示したい場合は・・・
@Accessを起動し、Shiftキーを押下しながらプログラムファイル「adExSeikyuSysV2.mdb」を開く。
Aレポート「SeikRept請求書」を選択しデザインビューで開く。
B請求日付のコントロール(SED_SEIYMD)の「書式」プロパティ「yyyy年mm月dd日」を「ggge年mm月dd日」に変更する。
Cレポートを閉じて保存する。
以上により、請求書の請求日付欄は西暦表示から和暦表示へ変わります。
また、書式がyyyy/mm/ddのような場合は、書式をge/mm/dd とすれば和暦(例:H17/04/30)になります。
書式について詳しくは、Accessのヘルプ「"Format/書式" プロパティ ― 日付/時刻型」をご覧ください。
(以下Accessヘルプの抜粋)
g 年号の頭文字を表示します (M、T、S、H)。
gg 年号の先頭の 1 文字を漢字で表示します (明、大、昭、平)。
ggg 年号を表示します (明治、大正、昭和、平成)。
e 年を年号を元に表示します。
ee 年を年号を元に 2 桁の数値を使って表示します。
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あまり使用することがない項目なので入力中カーソルを止めないようにしたいという場合は、該当コントロール(項目)のタブストッププロパティを変更することにより簡単に行えます。
例えば、Access DE 見積書 EX の見積入力の規格欄へカーソルを止めないようにしたい場合は・・・
@Accessを起動し、Shiftキーを押下しながらプログラムファイル「adExMitumoriSysV2.mdb」を開く。
Aフォーム「MituInpt見積入力_明細」を選択しデザインビューで開く。
B規格のコントロール(MTM_SHOKIK)の「タブストップ」プロパティ「はい」を「いいえ」に変更する。
Cフォームを閉じて保存する。
以上により、見積入力の入力中、規格欄へはカーソルは止まらずに次の項目へ移動するようになります。
(規格を入力したい場合は、マウスで項目をクリックすることによりカーソルを移動し入力します)
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通常、数値項目には表示書式を指定して表示しています。数量や単価などに小数を表示したい場合は、書式プロパティを変更することにより行えます。
例えば、Access Biz 顧客売上管理 EX の売上入力の単価を小数2桁まで表示したい場合は・・・
@Accessを起動し、Shiftキーを押下しながらプログラムファイル「abExUrikokySysV2.mdb」を開く。
Aフォーム「UriaInpt売上入力_明細」を選択しデザインビューで開く。
B単価コントロール(URM_URITNK)を選択し、「書式」プロパティ「#,###;-#,###」を「#,##0.00;-#,##0.00;#」に変更する。
Cフォームを閉じて保存する。
以上により、売上入力の単価欄は小数2桁まで表示されるようになります。
同様に、各レポートの単価の書式プロパティも変更してください。
数値の書式は「正の数値の書式 ; 負の数値の書式 ; 0の書式 ; Null値の書式」として指定します。
書式について詳しくは、Accessのヘルプ「"Format/書式" プロパティ ― 数値型と通貨型」をご覧ください。
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ロゴをスキャナでパソコンへ取り込むなど、ファイルとしてロゴを保存済みであれば、レポートへロゴを挿入することができます。
例えば、Access DE 請求書 EX の請求書へ自社ロゴを印刷したい場合は・・・
@Accessを起動し、Shiftキーを押下しながらプログラムファイル「adExSeikyuSysV2.mdb」を開く。
Aレポート「SeikRept請求書」を選択しデザインビューで開く。
B下記手順でロゴを挿入する。
Accessメニューバー「レポートデザイン→コントロール→イメージ」を選択し配置したい場所をクリックしてロゴファイルを指定する。
Cロゴの大きさや位置を調整する。
Dレポートを閉じて保存する。
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全員が全機能を利用できると困る場合、使用者によって使用制限を行うカスタマイズはなかなか大変です。
比較的簡単なカスタマイズ方法として、プログラムファイルのコピーを作成し、使用されては困るフォームやレポートを削除し、メニュー用フォームから該当のメニューボタンを削除して、そのプログラムファイルを使用してもらい、管理者のみ元のプログラムファイルを利用するという方法であれば意外と簡単に作成できます。
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