SystemWatanabe
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【マクロがブロックされた場合の対処方法】

ダウンロードしたファイルやマクロ付きのExcelファイルやAccessファイルを開くと、
このファイルのソースが信頼できない為、Microsoftによりこのマクロの実行がブロックされました」や「インターネットから入手したファイルは、ウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします
等が表示され、マクロが動作しない場合や、ボタンをクリックしても反応がない場合は下記対処方法を行なってください。
(マクロのブロック機能は、ダウンロードファイルの内容をMicrosoftは自動判断できないため、とりあえずブロックするという単純なセキュリティ機能ですので、ファイル内容に問題が見つかったという警告ではありません)


※マクロはOneDriveやWeb等では正常動作不可のため、OneDrive以外のPC内にファイルを配置してください。(Windowsの初期設定でデスクトップはOneDriveの設定になっている場合があります)

対処方法@
ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択し、「全般」タブの下部に「セキュリティ:」欄が表示されている場合は「許可する」をチェックONする。




対処方法A
ExcelやAccessの「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」→「信頼できる場所」→「新しい場所の追加」でファイルがあるフォルダを追加設定する。
ネットワーク(LAN)上にあるファイルの場合は「自分のネットワーク上にある信頼できる場所を許可する」チェックON。
(ネットワークパスは、IPアドレス(\\192.168.1.101\ 等) や ドライブ名(E:\ 等) ではなく、\\で始まるサーバー名(\\kanri\ 等)で指定する必要があるようです)




対処方法B
ソフト上のボタンをクリックしても反応がない場合は、
ExcelやAccessの「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」→「トラストセンターの設定」→「ActiveXの設定」→「先に確認メッセージを表示してから、最低限の制限を適用してすべてのコントロールを有効にする」に設定する。
(Office2024からActiveXの設定の初期値が「警告メッセージを表示せずにすべてのコントロールを無効にする」になっているようです)




対処方法C
NAS(ネットワークドライブ)にあるファイルのマクロがブロックされる場合は、NAS(ネットワークドライブ)を「信用できるサイト」に登録設定する。
Windowsの「スタート」を右クリック→「ファイル名を指定して実行」→「名前」欄に「control inetcpl.cpl」を入力して「OK」押下
→『インターネットのプロパティ』の「セキュリティ」タブ→「信頼済みサイト」を選択→「サイト」押下
→『信頼済みサイト』の「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックを外す
→「このWebサイトをゾーンに追加する」欄にNASのIPアドレスを入力して「追加」押下
→「閉じる」→「適用」











<その他>

■Unblock-Fileコマンドを使用してブロックを解除する方法
Microsoft [Unblock-File インターネットからダウンロードされたファイルのブロックを解除]

<手順>
[Windows]+[R]キーを押下して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示し、
cmd
を入力して[Enter]キーを押下して「コマンドプロンプト」を表示し、
PowerShell
を入力して[Enter]キーを押下して「PS C:\>」を表示し、
Unblock-File エクセルファイルのパス
を入力して[Enter]キーを押下する。






■圧縮解凍ソフトで解凍する際に「ブロック解除」する方法
Explzh [NTFS の ZoneID の付いた書庫ファイルについて]

圧縮解凍ソフト[Explzh]





■[窓の杜] ExcelのVBAマクロがブロックされて解除できない
窓の杜 [ブロックの解除方法を解説]






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